2012年07月30日

梅雨の晴れ間・愛知県弥富野鳥園・自然と人の共生

 6月に入り愚図ついた天気の日が多くなる・・6月8日(金)名古屋地方気象台から「東海地方は梅雨入りしたとみられる」と発表あり・・梅雨入りは平年と同じ、早かった昨年より17日遅い。
 お天気は8日が晴れのち曇り一時雨、9日は曇り時々雨と続く・・。
6月10日(日)晴れ
 梅雨明けを思わせる上天気・・伊勢湾岸自動車道の湾岸弥富インターチェンジ(IC)のすぐ下の弥富野鳥園へちょっと寄り道。
 駐車場に到着・・厳しい日差しに気温も上がり、15時ごろには30度近くまで上がる。
ぱらぱらと3~4台の車・・チリチリ暑い・・まずは小公園の木陰で一休み・・。
l9N0689.jpg 夏は観察出来る野鳥が少なくなる時期、広い保護地(来園者立ち入り禁止)に観察指導員とともに立ち入って野鳥を観察できる探鳥会も、夏の間7月8月はお休みに。

 保護地の大きな池には、秋から冬にかけてはカワウが園内で営巣するので、カワウの大群も見られるが・・この時期は少ない。
 保護地の南側には湿原、草原や森が広がる・・森の向こうは、かつて海であったが、今は名古屋港の埋め立て地・・。
l9N0692.jpgl9N0691.jpgl9N0690.jpg 森の向こうには、鍋田ふ頭コンテナターミナルの巨大なガントリークレーンが、ずらりと顔を覗かせている。
 湿原にはカラス(ハシボソガラス)が一羽、二羽・・さっと飛び立った姿は黒い戦闘機・・。
l9N0694.jpgl9N0786.jpgl9N0799.jpg カラスは風切り羽(初列風切)を、いっぱいに広げてスピードを上げて・・クァグァ~まさに黒い戦闘機・・。

 ゆったりと一羽の白サギ(ダイサギ)が頭上を飛行する・・こちらは白い大型旅客機・・。
優雅な舞・・西の空へ消えるまで見とれていた・・。
l9N0698.jpgl9N0724.jpgl9N0733.jpgl9N0748.jpg
 野鳥たちは少なかったですが、じっくり楽しむことが出来ました、ありがとうございます。

 野鳥園の直ぐ前の伊勢湾岸自動車道の建設にあたっては、事前に環境への調査が行われている、人(高速道路開通)による自然(野鳥たち)への大きな変化はないという。
写真は伊勢湾岸自動車道の名港トリトン(名港西大橋)。
nN7995.jpg 東名阪自動車道の弥富ICと蟹江ICには、春になると数千羽ものサギが飛来するようになったという。
 サギの生息していた自然が開発によって失われてきている。
住む場所をなくしたサギたちは、高速道路ICの中の林に安住の地を見つけたという。
子育てのためのコロニ―(集団営巣地)である・・ここで卵を産みヒナを育て・・秋になると南の国や他の地方に帰って行くという。
 2010年、サギの生息環境と高速道路の安全と機能を守るため、NEXCO中日本、愛知県弥富野鳥園、日本野鳥の会愛知県支部で「サギと高速道路との共生に向けた連携・協力に関する覚書」が取り交わされた。
自然(サギ)と人(高速道路)との共生への取り組みは継続的に進められている。

 人(高速道路)と自然との共生といえば・・新東名の工事現場でホタルの生息環境保護ふるさとの名木が残されたのに出会っている。
「自然の力の前で人間とはなんとちっぽけなものか、でもそれを自覚しているところに人間の強さはある」(パスカル)
 ありがとうございます。
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2010年03月18日

梅は咲いたが桜は未だ未だ(その2)

 3月上旬の鶴舞公園、約1000本あるという桜(ソメイヨシノ)も未だ未だ小さな蕾・・
m9N4326.jpg昨年開園100周年記念花壇百彩花壇が特設さていた踊り子像の建っている花壇の復旧工事が進んでいる、踊り子像の向こうは桜林、花便りが聞かれる3月下旬には花壇も花で一杯に。
 街中の緑の風に誘われて様々な野鳥も訪れる、工事中の花壇に居たハクセキレイ。
 胡蝶ヶ池は水鳥にとっては比較的狭く浅い池と思われるが、時折思い掛けない水鳥も訪れる、ジャブ!サボッ!池で水音が、真っ白で優雅なダイサギが来ている、コサギも・・
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 ザボッ!水音のする方へダイサギが飛ぶ、何が居るのかな池のコイ?あっ鳥だ!カワウでした、ここでカワウに出合うのは初めて。
 カワウは潜水艦みたいに水中を進み時々潜望鏡みたいに頭を出している、マガモの方にスイスイ寄って行ったカワウは「僕は速く泳げるんだよ・・?」と得意げにマガモ達を追い抜き、やがて東の空に飛び去った、何処へ帰って行ったのでしょう。
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 時々薄日が射すものの曇りや雨の寒い日が続く3月上旬、いまだ春浅い日々。
3月4日気温8度、冷たい雨のそぼ降る日、胡蝶ヶ池のマガモは元気にスイスイ・・。
そぼ降る雨に満開の梅はしっとり濡れる。
グランドの桜も未だ未だ小さな蕾、枝に付いた雨の雫ほどの小さな蕾・・。
♪梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳なよなよ風次第 ~ 梅は咲いたか(江戸端歌) 
nN0282.jpgnN0304.jpgnN0362.jpgnN0345.jpg
♪降るとも見えじ春の雨 水に輪をかく波なくば
   けぶるとばかり思わせて 降るとも見えじ春の雨 ~ 
♪聞くだに寒き冬の雨 窓の小笹にさやさやと
   ふけ行く夜半を訪れて 聞くだに寒き冬の雨 ~四季の雨(大正3年「尋常小学唱歌(六)」)

   もうすぐ春ですね♪~ ありがとうございます。
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2010年02月19日

寒い立春(その2)

 春のような陽気だった大寒(1月20日)を過ぎ冬の寒さが戻ってきた、寒さ厳しき立春(2月4日) に。
 1月下旬から2月上旬にかけての鶴舞公園、緑化センターでは私の植物画展(名古屋植物画同好会)開催中。
n1N0001.jpgmN9956.jpg 名古屋植物画同好会は24年の歴史を刻んでいる、会の活動は初代会長から受け継いだ「植物画の技を磨くだけでなく、植物と親しみ、会員相互の親睦を大切に」を守って続けられているという、会場では同好会会員さんが輪番でお当番「長く続けている方も多いです、こちらは87歳あちらは83歳の方の作品です・・」素晴らしい作品と楽しいお話、ありがとうございます。
・・Never too old to learn.・・
 緑化センターの前庭で綺麗な野鳥発見!
白い頭、橙色の胸と腹、黒褐色の翼には白い斑点・・ジョウビタキ(スズメ目ツグミ科)のオス。
mN9995.jpgm9N3742.jpg 日本では冬によく見られるという渡り鳥、実物を見るのは初めて、人に対する警戒心は薄いようで3mくらいまで近寄っても逃げない、しかしマイペース?で敏捷に植込みの枝から枝へ移ったり花壇に降りたり飛び回る、しばらくの間ジョウビタキの後について庭を巡る・・素敵な出会いありがとうございます。
・・ビタキといえば、以前野鳥写真家の方々に教えて頂いた幸せの青い鳥ルリビタキにもいつの日にか出会ってみたいものである・・
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「伊吹おろし」は冬季の季節風、濃尾平野の北西にある伊吹山の方角から吹いてくることからこう呼ばれる、ちなみに鶴舞公園には伊吹おろしを題材にした八校寮歌の歌碑も建っている。
mN9951.jpg 日本海側の寒風が若狭湾から琵琶湖を渡り伊吹山の麓の関ヶ原へ抜ける風の通り道から当地に吹き込んでくる、冷たい北西の風。
 伊吹おろしに吹かれた帯状の雲、時には竜の様な雲が夕方のグランド上空に時々現れる。
mN9979.jpg 冬型の気圧配置の強まった2月上旬は日本海側から伊吹山、関ヶ原辺りまで大雪、伊吹おろしも強烈、雲も竜というより巨大な宇宙船、母船?の様に見え猛スピードで頭上を掠めていった。
♪春は名のみの風の寒さや~
~♪氷解け去り葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく
 今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空 ~ 早春賦(大正2年「新作唱歌(三)」)

 冬来たりなば春遠からじ、ありがとうございます。
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2008年11月05日

ゆく鳥くる鳥・・弥富野鳥園

秋冷の候 ・・渡りのシーズン去る鳥と舞い降りる鳥と・・。
 伊勢湾に注ぐ木曽川、長良川、揖斐川の河口から庄内川の河口にかけての一帯は、水鳥を中心とした渡り鳥の中継地、渡来地であり全国でも有数な野鳥の宝庫として知られている。
 愛知県弥富野鳥園はこの自然環境を生かし野鳥の保護、調査、愛鳥精神の普及啓発などを行うため鍋田干拓地に造成された、開園は昭和50年(1975)。
 現在の鍋田干拓地の干拓堤防の外には名古屋港の埋め立て地や木曾岬干拓地が広がり海は見えない、平成14年(2002)には伊勢湾岸自動車道が干拓地内を通って開通、環境も大きく変わってきている。
 伊勢湾岸自動車道はたびたび利用しているが・・すぐ下の弥富野鳥園へは自動車道が開通する以前から御無沙汰・・久しぶりの野鳥園・・
 野鳥園のすぐ前には伊勢湾岸自動車道の高架、高架下の道から湾岸弥冨ICのランプウエーを潜って入園・・
野鳥園には野鳥の生息地として、池、草原、樹林などが造成された広さナゴヤドームの約7倍もある広い保護地(来園者立ち入り禁止)と、来園者が野鳥の観察、散策、休憩、駐車などのできる小公園がある、小公園といってもナゴヤドームの約半分程の広さがある。
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 自動車道による野鳥への影響等は?・・職員の方から「伊勢湾岸自動車道は事前に影響調査を行いOKが出て建設されています・・自動車道開通による野鳥たちの大きな変化は無いです・・ゼロではありません、毎日餌を捕りに藤前干潟などへ行く飛行ルートが変わったり、事故に巻き込まれたりとか・・
 開園当初に比べ取り巻く環境が自動車道の他、工場やコンテナ基地などが出来て変わってきています・・めまぐるしい環境の変化は野鳥たちの環境も変えつつあります・・」
 弥富野鳥園で観察できる鳥は季節により異なるが、年間を通じて20~30種ほど約800~1000羽以上が見られると言う、秋から冬にかけてはカワウが園内で営巣するので増えてきている、カモ類も沢山飛来している、またタカが舞う姿なども見られると言う。
 野鳥の観察は本館の屋根に窓が付いている3階?の展望室で行う。
展望室には大型双眼鏡が設置され保護地を見ることができる・・探検隊の秘密基地?の様でワクワクする楽しいところである。
 あっ見えます!保護地の池にはカワウの大群やマガモたちが悠悠閑閑と・・野鳥の楽園・・雰囲気だけでも撮ってみようと備付けの双眼鏡にコンパクトデジカメを合わせて「デジスコ」初体験でパチリ 、手持ちのため調整不十分で「ケラレ」などが(汗)。
mVN5453.jpgmN5442.jpgmN5412.jpgmN5401.jpg

mN5462.jpg 環境のめまぐるしい変化のなか、弥冨野鳥園では人に優しい自然環境と野鳥の楽園づくりが職員、ボランティアの方々により続けられているという・・弥富野鳥園で鳥たちとの楽しい出会がありました、ありがとうございます。
鴨鳥の、遊ぶこの池に、木の葉落ちて、浮きたる心、我が思はなくに~万葉集第4巻たのしい万葉集
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2008年05月03日

幸せの青い鳥

 ♪ホーホケキョ ケキョケキョ 市街地の家で聞こえるウグイスの声。
このところご近所の庭木に飛来しているらしい・・爽やかな声はすれども姿は見えず。
(4月中旬)
 お花見シーズンも終わりすっかり葉桜の鶴舞公園、葉桜の下でネコものんびり・・。
mN1872.jpgmN1840.jpg 竜が池の畔、誰もいない台座静かで音楽の練習をしたりするところ。
 今日の誰もいない台座には大きな望遠レンズの放列・・野鳥写真家の方々がバードウォッチング。
「シメ?が桜の木の上にあがるのを待ってます・・」
「あれっ今、コマ?が鳴かなかった・・」
「さっき向こうにいたけどここからは聞こえないでしょう・・」
 初めて聞く鳥の名や略語が飛び交うベテランの方々の会話・・ゆったりした時間が流れてゆく・・。
mN1843.jpg mN1847.jpg「写真を撮るのは好きですが撮られるのはどうも・・」
「愛知の野鳥の写真レベルは高く、皆さん全国レベルでも有名な方々です・・春は渡り鳥が休んだりするので多くの鳥が見られます・・シロハラ、ヒヨドリ、ツグミなど・・いまルリビタキがいます、夏は富士山の五合目や高原など標高の高い所にいて冬は平地に下りてきます・・」とお話しを聞かせて頂いた方から・・
mN2222.jpg「・・これ、このルリビタキが向こうに居ましたよ・・」と、青い鳥がラベルに描かれたチョコレート「幸せを呼ぶ鳥 ルリビタキ」を頂いた。
 鶴舞公園にも飛来するというルリビタキ、初めて知りましたありがとうございます。
「名刺です・・これはカワセミで、表はメダカです・・」頂いた名刺には素敵な切り絵が貼ってありました。
 お名前を見てびっくり、新聞の挿絵(切り絵)の作者 切り絵作家の辻村三さんでした。
 辻村三さんは切り絵の他に絵画、舞台の脚本、イラスト、デザインなど幅広く活動されているという、とてもエネルギッシュな方。
mN1839.jpg 野鳥写真家の方々の熱い現場はまだまだ続いています・・お邪魔しました。
 今日も素敵な出会いがありました、ありがとうございます。

 幸せを呼ぶ青い鳥 ルリビタキ いつの日か出会ってみたいものである。
   ♪世間を、憂(う)しと、やさしと、思へども、飛び立ちかねつ、鳥にしあらねば ~
          ~ 万葉集
山上憶良たのしい万葉集
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2007年04月04日

桜もう一つのお花見3・・鶴舞公園・マガモのお花見?

 園内には4つの池があるがそのうちの胡蝶ヶ池。
名の通り蝶が南北に羽ねを広げた形で真ん中の胴体部分には鈴菜橋が架かっている。
 南池はにぎやかで北池はひっそり。

 南池でマガモの一家?がお花見を終えたところ?・・。 
マガモ達がそう言ったかどうかはわからない・・想像です(汗)・・。
「きれいだったね・・でも人が増えてきたし・・静かな北池へ帰るよ・・」・・。

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 「ついておいで・・わいわい・・さあ鈴菜橋の下をくぐるよ・・」・・。
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 橋の上で皆さん・・「かわいい!」・・
「不思議だねえ、頭の色がちがうのどうして?・・」「雄と、雌の違いかな?・・」・・
「先頭がお母さんで後が男の子だよ・・」・・。
 カモ(鴨)も種類が多くよく判らないがマガモとすれば、茶色が雌で緑が雄が正解?・・しかし時期によっても色が変わるようです・・。
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 橋をくぐりぬけたマガモたち・・。
「ほっ・・こちらは静かで落ち着くわ・・わいわい・・」・・。
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 見ていた皆さん笑顔のひと時♪~。
  ありがとうございます♪~。


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